◎夏の風物詩!保活指南まとめ、のシェアでございます。

すっかり夏の気配ですね!
ということは、来春からの保育園選択に向けて、ぼちぼち希望園をリストアップしたり、見学をしたり、といったアクションを始めるのに良い季節です。笑
 
仕事柄か、毎年、保活に関する質問をいただくことが多いので、ランチついでに保活指南をすることが多いのですが、何年か前に、仕事つながりのパパ友からメールで質問をもらいました。メールだったので、普段はしゃべり散らかしていることを、うまいことテキストに残すことができまして、パパ友の許可を得て、若干追記などしつつ、当時の「保活指南まとめ」を公開することにいたしました。
 
今年もチラホラ、「例の、あの、保活指南の記事よみたいYO」という連絡が届き始めたので、風物詩的に公開いたします。
(※近く、ブログ記事にしてアーカイブできるようにしておきます。)
 
 
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▶前提条件
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・私が保活をしたのは、2012年、23区内です。いまでは超激戦区。当時もそれなりに激戦と言われている地域でした。
・23区内の超超激戦区にお住まいのパパ友とのやりとりの再録です。
・保活の本番は、行政から募集概要が発表される10月以降です。が、幼子を抱えて、猛烈な情報収集は思うように進みませんから、夏頃からボチボチと、、、という感じで、準備を始めておけると安心です。
 
・当時は無かった情報源として、下記2つがオススメです。
 −保育園に入ろう! 保活のすべてがわかる本(2016年発行)
  必読!体系的、網羅的に基本を押さえられます。ともだちが書いた本でして、信頼できます。
 
 −日経DUAL みんなのラクラク保育園検索
  これ便利!公立保育園のリストは簡単に手に入るのですが、近所の民営保育園を探すのは、クチコミ頼りが常でした。奇跡の検索エンジンです!
 
 
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▶情報収集編
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保活は、区によってまったく事情が異なる(基礎自治体がルールを作っている)ので、まずはお住いの基礎自治体(住民票を置いてる役所)のルール、を知ることが最優先です。それによって対策が異なるので。
 
次に、認可園以外の保育園について、地元ママ友からのクチコミ情報で所在や評判を調べ(区からは引き出せない情報なので地元ネットワークが最有力は情報源となります)、とりあえず可能な限り(入園の)申込だけはしておく、という2つが初動です。(認証・私立の場合、各園のルールによりますが、申込み順であるケースも多い(少なくとも公にはそういうルールということにしている園が多い)ので、入園申込みにコストが掛からない園については、見学前でもとりあえず入園申込みだけでもしておくと良いかもです)
 
後者はすでに対処済みのようですので、区の保育課のカウンターに行き、「もらえる資料と情報のすべて」を引き出してください。単に資料をもらうだけでなく、基本的なことを資料を見ながら説明してもらい、質問もして来ちゃうのが早いです。
 
(ちなみに、私が住んでいる◯◯区の場合、昨年度の園毎の申込者数の一覧資料をもらえたので、待機児童問題の現実的な難易度を自分なりに分析する一助になりまして、冷静に実態把握できましたし、対策を打つ際の意思決定の助けになりました。下記にまとめた程度の客観的な実態把握ができるくらいのローデータは、もらえます。
具体的には、第1志望の申込者数と、第2−11志望の申込者小計数があり、「第一志望の申込者数」が実質的なN数となります。各園の定員数と第一志望のN数の比率が、実質的な競争率です。というのも、◯◯区の場合、まず、第一志望者を母集団とした抽選を行い、定員に至らない場合は、第2−11志望者をまるっとまとめた集団を母集団として抽選をするのだそうです(!)。各区で抽選方法は異なるでしょうが、こういったプロセスがわかっていると、実質的な競争率を見積もるヒントになりそうです。
ちなみに、私が保活をした年の「0才児クラス入園希望者」の区全体の実質的な倍率は、1.6倍でした。加えて、園ごとに倍率を割り出してみると、最高倍率の認可園は4.5倍である一方で、倍率1を割っている認可園も6園/29園あることがわかりました。また、自身の第一志望園の実質的な倍率は1.3倍だったので、まあ、一定の対策をすれば入園可能であろうと踏みました。ちなみに、「1才児クラス入園希望者」の区全体の倍率は、1.9倍。0才児入園に比べて、倍率はあがるものの、個人的には、想定していたよりはエゲツない差ではないな、と思いました(2人に1人しか入れない、という意味では十分にエゲツないのですが、0歳入園と1歳入園の倍率の差分は、イメージほどは大きくないなと思いました。)
 
また、◯◯区の場合、「ポイント」の点数を1点でも上げておくことが大切なので、ルールの範囲内で出来る事を考え尽くして(懇願お手紙とかは完全に都市伝説なので全く無駄です)、2点の加点+時間的優先権、を得ました。加点の条件は、例えば、認可園申込以前に有料の保育サービスを区が規定する一定量を超えて利用した実績をつくり証明する書類を提出するなどですが、このポイントの付き方が区によって全く違うので、区のルールの把握が大事です。
 
ちなみに、すでにご承知おきかと思いますが、預け先の選択肢としては、次のようなものがあり得ますので、列挙しておきますね。
 
1)認可園(公設公営/公設民営/民設民営があります。つまり、私立の認可園もあります)
 
2)東京都認証園(基本民営)
 
3)認可でも認証でもない園(もちろん民営のみ。玉石混交ですが、高付加価値のインターなどもこれに含まれます)
 
(区の事業なので、区役所でついでに情報収集してくると良いです。保育園NGの場合のオプションとして、実際に利用経験のあるママ友を多数知っています。ただし倍率は同じく厳しいです。また、集団保育ではないので、長くても2才児クラスまでが限界です。平行して毎年保活をし、空きが出来たら保育園に移るのがオススメです)
 
5)預かり保育のある幼稚園
(ほとんど最終手段ですが、仕事を辞めてしまうよりもベターです。ネガは、お弁当持参のケースが多いこと、夏休みなどの長期休暇があるので対策が必要なこと、延長保育も17時までなど保育園よりも早めの場合が多いことがあげられます)
 
6)月極契約ができるベビーシッター会社(15−30万/月とコスト高ですが、一応手段のひとつではあります。オススメできるシッター会社はご紹介可能です。我が家の場合は、上記2〜4の選択肢は現実的でなかったので、月極シッターが最も現実的な代替案でした。良質なシッターさんを確保するためには、なるはやの登録が必要(入会金+シッター利用の有無に関わらず登録時点からの月会費の発生)でしたが、前述のような倍率分析ができたので、確実な加点対策を講じれば入園可能であろうと考え、ウン十万をドブに捨てずに済みました。あのローデータがもらえずに、客観的な倍率が計算できなかったら、おそらく、投資という名の元に、リスクヘッジをしたと思います。。。)
 
7)【追記】私が保活をしていた当時はありませんでしたが、その後の保育行政改革で、認定こども園(幼稚園+保育園の合体型)、小規模認可保育園(0-2歳児対象)などの枠組みも増えましたので、要確認です。いずれも、区にリストがあるはずです。
 
次は、見学などのプロセスに入りますが、長くなるので、ひとまずは初動のみに留めておきますね(笑。また別途、見学などのプロセスについてお知らせしますー!Good Luck☆☆☆
 
 
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▶見学編
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保育園見学の件、まず第一に、待機児童問題のことは一切忘れてください。つまり、「待機児童問題が大変だから入れれば御の字」ではなく、「こちらが保育園を選ぶのだ」、というマインドセットに入れ替えてください。
 
そして、ご夫婦で、子育ての大方針のようなものや、保育園に求めるものを改めて共有し、我が家なりの「保育園の選択基準」を定めてください。「大切な大切な我が子をこの保育園になら預けてもいい、と思えるところにしか預けない」という決意はわりと大切です。ご両親の保育園への信頼/不信は確実に子どもに伝わりますので、子どもの保育園生活における精神状態に直接的に作用します。また、信頼に欠ける預け先は、必ず、そうまでして仕事を続けるべきなのか?という迷いを連れてきます(断言!)。
 
(あくまで参考までですが、うちの場合は、こどもの環境づくりは親にとっては相当優先度の高い役割という認識から、預け先のリサーチに時間的投資を惜しまないこと、預け先の選択に際しても時間的&金銭的投資を惜しまないことを最優先としました。信頼できない近くの認可園に預けるくらいなら、信頼できる遠くて保育料の高い保育園を選ぶ、と。その上で、保育園に求める保育内容のプライオリティも決めました。毎日のことだから近いことが大事、という論もありますが、個人的には、利便性<信頼、という立場です)
 
うちの場合の具体的な調査手順は、以下の通りです。
 
1)候補園のリストアップ:
まず登園の可能エリアを、理想エリア/許容範囲内エリアに区分。保育内容の開示内容や評判などを参考に、合計10園リストアップしました。この際、認可、認証、認可外、独立系、インターなど、形態を問わずに横断的にリストしました。後のリサーチの結果の記録のために、エクセルにリストをつくっておきました。
 
2)各園に3回以上電話:
釈迦に説法ですが、電話対応はわりと素直に現場の実態を表すので、平均値を出すために各園に3回以上電話をして、対応の質を確かめてエクセルに結果と印象を記録。最終的に、電話取材段階で3回とも◎だった保育園は、現場の実態も◎。逆もまたしかりでした。
 
3)保育園見学:
保育園の見学は基本的にすべての園でWelcomeなので見学自体は可能です。ただ、予約をしておいた方がベター。この時、物理的な環境(園庭の有無や園庭がない場合の代替手段など)を確認することもそうですが、個人的には「整然としているか、雑然としているか」が参考になりました。また、我が家の場合、すべての園で質問したことは「こどものケンカに大人がどのように介入しているか?」でした。実際、見学していると、高確率で“小競り合いをしているこども”はいるので(笑、実態も見えるわけですが、一応質問もしました。意外と即介入してしまう園と、しばらく子ども同士の解決を見守る園に大別されますが、うちは後者を希望。意外と、現場の実態が前者である園は多かったです。その他も、各園で気になったことは聞きました。
 
4)園の方針など:
認可園の場合ほぼ同じですが、私の体験としては各園で大きく特徴が異なりました。認証や私立の場合は、まったく独自なので確認が必要です。うちの場合、認証や私立で「特徴」と掲げているものが、まったく我が家が求めるものと違う場合が多かったです(週イチの英語クラスにはネイティブの先生が来ます!とか)。
 
5)先生方の様子:
楽しそうか、つらそうか、ですね。こどもと接している場合は、大抵の場合に活き活きとしている先生が多いのですが、その他の業務をしている先生方の様子も、一応みました。あと、無駄に忙しそう(というか、バタバタしているなど)とか、雰囲気に違いはありました。個人的感想としては、大規模園は、超忙しそうという印象を受けました。
 
6)夫婦で摺り合わせ:
10園すべてを夫婦で見学するのは無理なので、そのうち優先度の高い数園を夫と見に行きました。いくつかの基準園があれば、その他の園の共有もしやすいので、問題ありませんでした。
 
長文すみません、とりあえずこんな感じですー!質問あれば、どうぞー。
 
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以上、我が家の場合をサンプルとした、保活指南です。
 
これまで何組のともだち夫婦にこの話をしてきたか、もう数え切れませんが、たいだい、それらのともだち家族からは、お礼と共に認可園内定の連絡をもらうことが多いです。居住地はそれぞれ違いますので、勝因がなんなのか分かりませんが、このやりとりをしたパパ友も、激戦区のなかでのサバイバルに成功したそうです。勝因は、下記のようなことなのかもしれないな、、、と思いまして、パパ友からのお礼メールを転載して、こちらの記事をおしまいにいたします。
 
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▶パパ友より。
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ありがとうございます。保育園の件は感情的な話が多いので、岡本さんの話はとても分かりやすくて凄く役に立ちました。
 
また教えて頂く事があるかと思いますが、今回は色々なアドバイスを聞けてとても助かりました。何に集中すべきか、どういう展開があるのか、等考える選択肢を整理できたのと、基礎情報を押さえられたので、ネットの情報に踊らされないですんだのがとてもありがたかったです。
 
> 「大切な大切な我が子をこの保育園になら預けてもいい、と思えるところにしか預けない」という決意はわりと大切です。
 
この視点は重要視していなかったのですが、言われてみれば大事ですね。明日所用がありちょうど有給取ったので妻とゆっくり話してみます。
 
とても参考になりました。
取り急ぎお礼まで。
 
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◎ママはさあ、なにになりたいの?

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昨日の自転車トーク。

娘氏(年中)に何の脈絡もなく、

「ママはさあ、パパみたいに大きくなったら、何になりたいの?」

と聞かれました。

 

「ママはパパよりも年上である」と知っているはずの娘氏に「パパよりも大きくなったら」と言われたので、身長や横幅などのことを言われているのだなと思いつつ、パパよりも大きくなるなんて大変だわよ!と、心の中でひとりで脱線しつつ(夫氏はわりと大きめです;)、「ママは、娘ちゃんと一緒に、おばあちゃんになりたい」と答えました。

 

すると娘氏は、「そうじゃなくて、夢のこと。どんなお仕事をしたいか、ってこと」と言います。・・・なるほど。大きくなったら仕事をする、という認識なのね、と思いつつ、いまの仕事は気に入ってるし楽しいから、いまのところ大きな路線変更は考えていないこと、ただもっと勉強したいと思ってるから大学院には行きたいな、と伝えました。

 

「そうなんだ。うちはねえ、まだ決められないの(楽しそうw)」と娘氏。

 

そこで「べつに、ひとつに決めなくてもいいと思うよ。2つか、3つくらいは、できるんじゃないかな?」と伝えておきました。同時期に複数の領域を跨ぐことは非効率な場合もあるかもしれないけど、10年、20年単位で時期をずらしていけば出来ると思うし、これからはそういうクロスボーダーなバックグラウンドを持つことが当たり前になるんだろうな、と思いつつ。(リンダ・グラットンさんの新著も、そんな感じのことがテーマとの認識ですが、まだ読んでません;積読ながい;読みたい;)

 

すると、娘氏は自分なりにいろいろ考えているようでした。一生懸命説明しますが要領を得ず「いまはうまくせつめいできないから、あとで、おうちでおしえてあげる」とのこと。どうも、目線が合わない自転車で、しかもクルマの騒音が激しい幹線道路沿いでは、うまく伝わらないと思ったらしいのです。

 

帰宅して聞いてみると、「月火水は3つのところに行くのね。まず、月曜日は、朝からひとつのところに行くでしょ。そのあと、別のところに行って、また別のところに行くの。火曜日も水曜日も、それと同じように、するの。わかる?」と娘氏。木曜と金曜について聞いてみると、「おやすみにする」のだそうです。なるほど。笑

 

「3日間、毎日3つの違うことをする」ということの実現可能性はわかりませんが、イメージの持ち方としては、悪くない方向性かもしれません。「将来の夢」をひとつに絞る必要はないし、もはやそういう時代でもない。ひとまず、そのことを伝えられたのは良かったなと思っています。本題ここまで。

 

 

関連して思い出したことがあるので、追記的に。

「大きくなったら、なにになりたい?」という質問を、これまでわたしたち夫婦はしませんでした。夫氏の意図は未確認ですが、私は意識して避けていたところがあって、いまでも私からそういう話をすることは滅多にありません。なんていうか、本来「自分のなかから湧き出るもの」であって、ただそれを待ちたいと思うからです。なので、もし娘氏から話題が投げ入れられれば、もちろん乗っかります。

 

で、最初に「将来の夢」的なことを話したのが、つい2ヶ月ほど前のことです。そのときは「馬の研究者になりたい」という話だったのですが、実はそれより前に、親類が集まる場での世間話的に「娘ちゃんは、大きくなったら何になりたいの?」という問いが、娘氏に向けられたことがあったことを、思い出しました。ありがちなシーンですね。笑

 

4才だったか、5才だったか、まあ比較的最近のことですが、娘氏は、イマイチ質問の意味がわからない、といった風情でした。そして、「フツーがいいよ。フツーの娘(名前)ちゃんになりたい」と言いました。それで、なるほど、と関心してしまったのです。なんというか、「どんぐり」みたいな話だなと。

 

わたしの勝手な推測なんですが、娘氏が醸し出していた雰囲気から私が感じたことは、「こどもは「どんぐり」っぽい感覚を持ってるんだな」というものでした。どんぐりみたいな、小さなツルンとした木の実から、椎や樫の大木になった姿はまったく想像がつかないけど、「自分以外のなにか」になろうなんて思わない、みたいな。

こどもって、元来そんな感じなのかもしれないな、と思ったのです。「フツーの娘ちゃん」という言葉に、確信と迫力があって、一体何を聞かれているのかわからない、、、という様子だったので、そんな風に感じたのだと思います。わたしの勝手な推測ですが、その調子でいってくれ、と思った次第です。

で、さらにいえば、いまの時代、どんぐり=椎とか、=樫のように、「たったひとつのなにか」じゃなくていいんじゃないかなと。最新の「どんぐり」は、複数のものになれる可能性を秘めた種なんじゃないかな、、、と、昨日の自転車トークで思いました。

◎けっこんできる?

ちょっとした家族の雑談で、ドラえもんのキャラのなかで誰と結婚したいか、という話になった。娘氏(年中)は、ひとしきり考えて「女の子とも、結婚できるんだよね?」と聞いてきた。夫氏と私はほとんど同時に「できるよ」と応える。
 
娘氏は、パパママがそう応える、ということはおそらくわかっていた。でも、保育園では「おんなとおんなはけっこんできない」と言うお友達がいることも、わかっている(以前そんな会話があったらしい)。まずは、両方の考えがある、というのを知ることからしか始まらない。そのあとで、どちらの考えを支持するかは、自分で決めればいい。
 
娘氏としては、のび太はのんびりさんだし、ジャイアンは乱暴だし、スネ夫はお金持ちだけといじわるだし、出来杉君もちょっと違う、というわけで、強いていえばしずかちゃんだろうか、でもちょっと違う、ということだった。
 
夫氏が、「ドラえもんは?」と聞くと「本当はドラえもんと結婚したいけど、ドラえもんはロボットだから結婚できない」と娘氏。夫氏が「そうかな?ロボットとでも、結婚できるんじゃない?」と言ったところで、この会話は収束に向かう。たしかに、いつかロボット(というかAIかな?)と人間の結婚が議論される日が、本当にくるのかもしれないな、と思った。
 
 
※おまけ
話の流れとして、夫氏が「パパとは結婚したくないの?」と水を向けると、「パパとはけっこんできないもんねえ」と年中女子に冷静に切り返され、いよいよ「パパのおよめさんになるの!」的なワードを聞くことは出来ない可能性が高まりました。笑

ちなみに、最近寒いので、娘氏が寝かしつけ担当にパパを指名することが増え、天然ゆたんぽとして娘氏から愛されていることを記録しておきます。

◎にんげんのさきっちょのさきっちょ

ある冬の寒い日、娘氏(年中)と自転車に乗っていたら、突然話しかけられた。まあ、いつものことだ。
 
娘氏「ねえ、ママ。にんげんのさきっちょのさきっちょには、“くろいせん”みたいなものはあるの?」
 
わたし「さきっちょのさきっちょ?くろいせん?」
 
娘氏「そう。妖怪ウォッチのケイタとかは、さかいめみたいなところに、くろいせんみたいなものがあるでしょ?うち(自称)は、それが、にんげんにもあるのかどうか、さきっちょのさきっちょを、ずうっとみてるんだけど、わからないの」
 
わたし「ああ、なるほど。へえ、おもしろいことに気付いたね。アニメとかぬりえとかには、黒い線が必ず描いてあるもんね」
 
という会話をした。娘氏はなにしろ自転車が好きで、長距離の自転車移動をよくリクエストされるのだけど、後部座席でそんな時間を楽しんでいたのだと知って、週に一度の、片道40分の、修行のような自転車移動も、報われたような気がした。
 
その質問に対して、わたしは「黒い線」があるとも無いとも言っていないけれども、数日後に、「さきっちょのくろいせん」の話はどうなったのか聞いてみたら、
 
娘氏「ああ、それはもうかいけつしたからいいの。にんげんには無いってわかったの。でも、モノにはあるのかどうか、それがわかんないんだよねー」
 
と言っていた。わたしがその「黒い線の違和感」に気付いたのは、オトナになってからで、20代に「ひとり文化部活動」と称して、舞台や博物館、美術館の類に足繁く通った期間があり、そのときに初めて気付いたことだったので、娘氏の疑問の持ち方を、純粋にすごいなと思った。
 
娘氏は、ドラえもんを筆頭に、ジブリアニメ、ぬりえなど、2次元コンテンツはとても大好きで、たくさんたくさん触れている。親としては制御に困るほどに。笑
 
でも、もしそういったものを禁止していたら、「さきっちょのさきっちょのくろいせん」について違和感を持ったり、ギモンに感じたり、自分の頭で時間を掛けてあれこれ考えたりすることもなかっただろうと思う。そう考えると、対象がどんなものであれ「こども自身が夢中になる」ものには、必ず学びはあるのだなと、改めて思った。
 
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関連して、ひとつおもしろいな、と思ったこと。
 
これは私の仮説に過ぎないのだけど、妖怪ウォッチの映画が、娘氏の「さきっちょのさきっちょのくろいせん」という疑問を顕在化させたのではないか?と。娘氏が具体的な例にあげたのが、ケイタだったから、そう思ったわけです。一番大好きらしいドラえもんでも、最近ご執心のプリキュアでもなく、妖怪ウォッチのケイタを引き合いに「さきっちょのさきっちょのくろいせん」を説明した。(関係者のみなさま:映画を観に行くくらいですから、娘氏は妖怪ウォッチももちろん好きです^^)
 
しかも、この冬の「映画妖怪ウォッチ」は、「アニメの世界(当然二次元)」と「毛穴の世界(実写)」が交錯する、という企画。12月中旬に映画を観て、年末に「ねえ、ママ」の場面となったので、多少のタイムラグがあるのだけど、私の仮説では、日ごろから娘氏の脳内に小さく積み上がっていて、自分でも言語化できていなかったけど、ボーッと考えたり、なにげに観察したりしている「ふしぎのたね」のようなものを、あの映画がつないでくれたのかもな、と。
 
二次元のコンテンツとして慣れ親しんだものが実写になると、一定の違和感がある。それを同一コンテンツ内で行き来するとなれば、なおさらだ。同じモノのはずなのに、どうしてこんなに違って見えるのか、なにがどう違うのか、考えるともなく考える。そんな時間を、楽しんだんじゃないかな?と思った次第。
 

◎みているひとは、しらべるひと。

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 (愛読書をトレーシングペーパーでなぞる遊び)

 

娘氏(年中)はNHKダーウィンが来た!」が好きで、たびたび観たがるので録画している。で、「ダーウィン」を観た日は、必ず「ダーウィンごっこ」をやるのが恒例で、夫婦に何かしらの配役が与えられる、という展開に。まあ、配役に関する拒否権および交渉権はあるが、ごっこに参加しない、という選択肢が認められることは、ほとんどない。笑

 

先日、ヒョウの親子がテーマだった日もご多分に漏れず、ヒョウ役はもちろん娘氏で、獲物役と天敵役が夫氏。私に与えられた役どころは、驚きの「みているひと」だった。笑 実はこのとき直感的に、娘氏の言う「みているひと」は、視聴者的なものではなく、番組内に登場する研究者のことではないか?と思ったのだが、すでに娘氏はヒョウになりきっていたので、質問するのはやめて、私は「みているひと」の役作りを勝手に進めることにしたのだが、特に娘氏も不満はなかったようで演技指導は入らなかった。笑

 

で、数日後。寝る前の絵本を選んだところ、絵本3冊+愛読書(絵でわかる馬の本)という構成。愛読書はもう数え切れないほど読んでいて、私でさえ、章立ても内容もほとんど頭に入っているような状態なのだが、この日「獣医さん」のページを読んでいるときに、ふと「動物のお医者さんになりたい?」と聞いてみた。最近、愛読書のリクエスト頻度があがっているので、なんとなーーーく。

 

すると、ニッコリしながら首を振る。ニッコリしているということは、なにか代案があるのだろうか?と思って聞いてみると、「どうぶつのけんきゅうしゃになる」と言った。ほう。娘氏が、将来の職業的なコメントをしたのはこれが初めてのことなので、おもしろいなと思って、ちょっといろいろ聞いてみることに。

 

娘氏:どうぶつのけんきゅうしゃになる!

 

わたし:へえ!たのしそうだね!研究者って、ダーウィンでずっと動物を観察していた人のこと?

 

娘氏:そう!

 

わたし:(やっぱり「みているひと」は研究者のことだったんだ!)そっかー。パパはね、大学院のときに、虫の研究してたんだよ。

 

娘氏:えっ???それは、ほんとうのこと???

 

わたし:(すっげー食いつきwww)うん、ほんと。明日、パパに確かめてみたら?

 

娘氏:うん、きいてくる!!ママもきて!!いっしょにきこう!!(と寝室を飛び出す)

 

わたし:(あ、いまなんだwww)う、うん。。。


というわけで、夫氏から「虫の研究をしていたのは本当」という言質を取って、「わたしは、おうまさんのけんきゅうをするの」と伝え、とりあえずは満足したらしく寝室に戻った。爆笑 なにげに「どうぶつのけんきゅうしゃ」から「おうまさんのけんきゅうしゃ」に変わってたけど、まあそこはスルーして、さらに質問してみることに。

 

わたし:ねえ、娘ちゃん。研究って、どんなことするんだろうね。

 

娘氏:しらべるんだよ、いろいろ。かんさつしたりとかして。

 

わたし:ふーん。たのしそうだね。ねえ、こないだダーウィンごっこしたときさ、ママは「みているひと」だったでしょう?あれは、ダーウィンにも出ていた、ヒョウを研究してたおじさんのこと?

 

娘氏:そうだよ。ねえ、うまのほん、よんで!!!


という展開で、話題終了。笑 やっぱり「みているひと」は研究者のことだったんだ。真っ暗闇の現場でプロのカメラマン並みのごっつい望遠カメラを使いこなして、取材にもこたえていたおじさん。厳しい乾季に見舞われた年、例年以上に餌がなく、その結果として、ヒョウのこどもがナマズを食糧に出来ることを発見して、種として持ち合わせている水への恐怖を克服しながら、ナマズの狩りの仕方を開発していく姿を捉えたのは、大発見だったらしい。それはヒョウのこどもの好奇心によって成し得たことで、最初にナマズを発見した母ヒョウには出来なかったこと、と解説していた。「ダーウィンが来た!」には、かならずテーマとなる動物の研究者が登場するのだが、そういった演出によって、娘氏は「研究者」の存在を知り、自分なりに理解したのだと思うと、改めていい番組だと思う。

 

それで、思い出したことがある。数日前のこと、娘氏が「ちょっと歯が痛い」と言い出した。確認してみると、下の歯がすこーーーしグラグラし始めているような感じ。保育園の年中クラスのお友達に、もう乳歯が3本も抜けた子がいる(!)こともあってか、娘氏が歯が抜けることへのあこがれを持っているらしいことは、わかっていた。

 

娘氏に、もしかしたら歯が抜ける準備が始まったのかも?と伝えると、めっちゃ嬉しそうな顔で笑う。それが、私の想像以上にめいっぱいの笑顔だったので、とても印象に残った。私自身のこども時代は、そんなに歯が抜けるのが嬉しかった記憶はなくて、むしろなんとなく痛いし嫌だったような気がするのだが、わかりやすい成長実感を得られるのが嬉しい、みたいなことなのかな?と思って聞いてみると、娘氏のリアクションが想定外すぎた。笑


わたし:歯が抜けるって、お姉さんになるみたいな感じがして、うれしいの?

 

娘氏:ちがうよ(キッパリ!) はがぬけるって、どんなかんじなのか、かんさつできるでしょ。それが、ちょーーーたのしみーーー!!!(満面の笑み)

 

わたし:あ、そうだったんだ。それは、たのしみだね(・・・ナナメ上すぎて想定外w)


というわけで、娘氏が、はじめて将来の夢っぽいことを口にしたのは「馬(動物?)の研究者」でした。ごっこ遊びの「みているひと」が「研究者」のことで、「おうまさんの研究者になりたい」と言い、乳歯が抜けるのが超楽しみなのは「歯が抜ける様子を観察できるから」と言う。これだけリンクすると、娘氏はほんとに研究者に向いてるのかもしれない、と思う。


追記:
歯が抜けることへの娘氏のワクワクについて、夫氏に共有。私が「成長実感じゃないらしいよ、なんだと思う?」といったら、こともなげに「歯が抜ける様子とか、観察したいんじゃない?」という夫氏。「え、乳歯の生えかわりへの反応として、それって一般的なの?」と返したところ「少なくとも、2/3だね」といわれ、アウェイ感を噛み締めるw

◎コソダテに関する、娘氏からのフィードバックのようなもの。

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(帰り道、「走りたい!」というので公園に寄ると、まあ私も免れるはずがなく。芝生だったので、裸足になったら気持ちよかった。ときどき、足元を見つめる時間は必要かも。)

最近、ふとした日常の、どうってことないシーンで、娘氏(5才・年中)が発した何気ない言葉や態度に、報われたような気持ちになったことがあったので、記録しておく。

 

1)ごっご遊びにて。

親子で“ごっご遊び”に興じていたときのこと。シーン設定から配役まで、娘氏主導で決定されるのがデフォルトで、この日はお寿司屋さんだった。夫氏がお客さんで、娘氏と私がお店の人。かつ、娘氏と私は親子で、娘氏が母親役、私が娘役という設定らしかった。わたしは、ごっご遊びの最中の娘氏の何気ない発言に、とても報われたような気持ちになった。

 

娘氏(母親役)は、お客さんである夫氏に呼ばれたので、まずは話を聞きに行った。内容は、私(娘役)への依頼事項だったらしい。すると、娘氏(母親役)は「おはなしはわかりました。それは、ムスメにきいてみなければわかりませんので、ちょっとおまちください」と言ったのである。

 

母親に伝えられたムスメへの依頼事項に対して、母親が判断を代行しない、という姿が、本人にとってアタリマエのこととして表出されていたように感じて、私はとても報われたような気持ちになった。それは、娘氏が0歳時のときから、私自身が肝に銘じてきたことだったから。日常の、本当に小さな小さなワンシーンの積み重ねでしかない。結果として、自己主張が強すぎる子ども(苦笑)になっている気がしたこともあって、これまでのコソダテが根本的に間違っていた可能性を内省したこともあったけれど、このお寿司屋さんごっこで「ああ、これで良かったんだな…」としみじみ思った。自分で判断できる、ということも大事だけど、他者の判断を尊重できる、ということも大事。それが出来るなら、大丈夫だね。

 

2)ヒタスラ待つ、について。

最近、仕事が忙しくて、夕食後にパソコンに向かうことがある。娘氏が一人遊びを始めたのを見計らって、その脇でPCを開く。家では、娘氏が起きている時間帯には仕事をしないようにしてきたので、娘氏は、ママはよっぽど仕事が忙しいらしい、と思ってくれているのかも?、、、しれない。

 

気がつくと、いつの間にか一人遊びは終わっていて、ごっご遊びに誘いたい雰囲気を醸し出している娘氏。キリのいいところまで終わらせたい私は、話し相手をしながらも、仕事の手を止められない。結局、この日は1時間も待たせることになったのだが、娘氏は怒ることもなく、急かすこともなく「おしごとがおわったら、おうちごっこしよう!」と待っていてくれた。その間、何度もこちらの様子を見て、少しだけ誘う。仕事のジャマにならない程度のセリフを与えられたりして、娘氏のなかでは、少しずつごっご遊びは始まっているらしいが(単に我慢するだけでなく、自分のニーズも叶えつつ、折り合いをつけている)、仕事が終わるまでの間は、私の関与を最小限にしながら、待っていてくれた。それも、2日連続で。(さすがに、3日目は仕事をしないようにした;苦笑)

 

実は、この「待つ」ということも、0歳の時からずっと、修行のようにヒタスラ心掛けてきたことだった。もちろん100%できていたとはとても言えないけど、本人にとってやりたいことや、やるべきことは、出来るだけ本人のペースを尊重して、ヒタスラ待つ、という役割を自分に課してきた。思い掛けず長丁場になってしまう場合も、途中で何度か声を掛けたり、こちらの都合や希望を伝えたりもするが、状況が許す限りにおいて、基本的には急かさない、、、ように心掛けたつもり。。。

 

そしてこの日、仕事に向かう私に対して、娘氏がそれをやってくれたような、、、気がした。都合のいい思い込みかもしれないけど、これまで、修行のように「ヒタスラ待つ」という役割を自分に課してきたことが、報われたような気持ちになった。

 

同時に、「ママが仕事をする」ということが、娘氏にとってマイナスなイメージではなく、応援するもの・サポートするもの、として扱ってもらえたような気がして、これまた報われたような気持ちになった。まあ、夕食後の時間に仕事を持ち込まなくていいようにマネジメントしろよ、という話ではあるんで、“家残業”は自粛しようと思ってますが。苦笑

 

 

どちらも、娘氏の言動に対する私の勝手な解釈で、本人にどんな意図があったのかは、きっと一生わからないのですが、少なくとも、報われたような気持ちになれた、というのは励みになる。有り難いフィードバックだったなあ、と思います。

 

◎なんだ、それをさきにいってよ。

 

 

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昨日は、NPO法人クロスフィールズの初の書籍出版を祝う、出版記念パーティでした。ごくごく内輪のパーティで、お世話になっている方々に金曜夜にオフィスにお集まりいただくスタイルだったので、子連れで少しだけ顔を出す予定にしていたのだけれど、その、子連れ参加にまつわる、ちょっとおもしろかった話。

 

数日前から出版記念パーティの話題を伝えておき、当日の朝「今日は保育園が終わったら、一度家に帰ってお着替えして、一緒に大地くん(一緒にキャンプなどに行っているので娘氏も知っている)のところに行こう。あんまり長居せずに、顔だけ出して帰る予定だよ」と伝えると、「わかったー」と言って夫氏と保育園に出掛けて行った。

 

で、保育園からの帰り道。自転車の後部座席から「ねえママ、かおをだすってどういういみ?」と聞かれた。「あー、そっか、慣用句は難しいよな」と思いつつ、それがこれから行く予定のパーティ関連の話題だということに気づくのに、若干時間を要した。

 

説明すると、突然「娘ちゃん、いきたくない」と目に涙をためて言うではないか。キタコレな、急展開。笑 「はずかしいし、こわいような気がするし、おうちに帰りたい」とのこと。「一旦おうちに帰る予定だし、落ち着いてからの出発でいいよ」とお茶を濁す。内輪のパーティだし、まあ別に行かなくてもいいのだけれども、3年越しの仕事だし、いちおうCommunication関係の理事だし、ねぎらいたいし、ご挨拶しておきたい方もいるし、まあ、顔出しておきたい、というのが、私の気持ち。18時から21時までのパーティだから、19−20時くらいに行く予定でいたけど、まあ閉会までに行ければいいか、、、と脳内スケジュールを書き換える。。

家に帰ると、持参する予定だったおにぎりを食べることになり、その勢いで夕食に突入。前日に観ていたメリー・ポピンズの映画の続きを観て、お気に入り映画なので、気分は上向いてきた様子だが、パーティに行ってくれそうな気配はなく、20時の声をきく前に声を掛ける。

 

「ママ、そろそろ行かなくっちゃ」というと、不服そうではあるが、グズることもなく、すぐに「はーい」と立ち上がってくれるではないか。で、ここからの展開が意外すぎた。

 

娘氏:大地くんのおうちに行くの?

ママ:違うよ。大地くんたちの会社に行くんだよ。そこでみんなでパーティしてるの。

娘氏:なんだ、それをさきにいってよ。

ママ:え?

娘氏:(超スッキリした顔で)かいしゃなら、おしごとじゃん。おしごとなら、いかなきゃだめじゃん。(自らどんどん手早く支度するw)

 

どうやら、「パーティ」という言葉のイメージから、おともだちの誕生会みたいなノリで、プライベートのお祝い的なものが想起され、自宅でワイワイやるものだと思っていたらしく、したがって参加は義務ではない、というイメージだったらしい。たしかに、娘氏は、あんまりワイワイしてる空間が得意じゃないらしくて、パーティとか、あんまりよろこんで行きたがらない。そっかー、そこだったのかー。笑

 

かくして、さくっと支度が終わって、さくっと会場入りして、後半戦に無事参加できたわけだが、プライベートのパーティには行きたくなくて、目に涙を溜めて抵抗を示すが、「会社」でやる「仕事」であればさくっと協力してくれる5才児に育っている、ということがわかった。。。笑

 

これは、娘氏的にはどういう感覚なんだろうな。。ママには仕事があって、それは「やった方がいいこと」である、と思っているらしい。それをサポートすることは、自分にとっても別にイヤなことじゃない、らしい。ちなみに、みんながワイワイと大騒ぎになるパーティはあまり好きじゃないらしくて、そんな感じのパーティに行くよりは、ママの仕事についていった方がいいらしい。結果的に、かなりワイワイした感じのパーティだったわけで、シチュエーションとしては自宅のパーティと変わらないと思うんだけど、この点は、どのように処理されているのだろうか?(謎)

 

もしかして、、、集団から外れる余地について、「会社開催>自宅開催」という感じでパターン認識してるのかしら???カオスが苦手で、集団のなかにあっても“誰にも干渉されない自分の時間”が保証されることにしあわせを感じるタイプっぽいので、会社の方が、その“安全地帯”を確保しやすい、というイメージを直感的に持っている可能性。。。いや、完全に妄想ですが。。。

 

実際の様子としては、最初に少し果物など食べさせてもらったあとは、部屋のすみの椅子で、黙々とぬりえに興じており、わたしはずっと大人の会話。かなり混みあった立食形式だったので、一応、娘氏の視界からは出ないようにしていたものの、大人の会話はフツーにできて、助かった。娘氏が周囲の喧騒をよそに、ひとり黙々と集中して塗り絵などに集中する姿は、本人にとってハッピーな時間であることはわかっていたし、わたし的には自然な姿だったので何とも思わなかったけれど、まわりのオトナは必ずしもそうではなかったみたいで、「おとなしくしてるね、こういう環境に慣れてるの?」と聞いてくれたり、「娘氏が楽しめているか?」とケアしてくださる方が、複数人いた(いま改めて思い出すと、有難すぎて泣けてくるなあ。みんな、なんて愛情に溢れたオトナたちなんだろう。涙)

 

そっか、、、考えてみれば、会場入りしてちょっとフルーツを食べたら、自ら「塗り絵やりたい」と申し出たので、場所を確保したわけだけど、私から「そろそろ塗り絵にしたら?」とか、「おとなしくしていてもらうために促す」みたいなことは、まったくしていない。そういえば、これはいつもそう。まあ、裏を返すと、カオスが苦手で、自分だけの「落ち着いた時間」が娘氏にとっての生命線。周囲がどんなに騒々しくてもお構い無しで、黙々と手元に集中できるのは、たぶん才能なんだろうな。そして、その才能にわたしは助けられ、ママの仕事をサポートすることと、自分の快適を両立させる術を、いつの間にか身につけてくれていたんだな。。

 

というわけで、「仕事」だとわかった瞬間からの娘氏の豹変ぶりが興味深かったので、記録。書いているうちに、いろいろ思い出したり、思考が進んだりして、単なる記録のつもりが、意外な展開になりました。笑

 

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 (到着早々、ママのおともだちが、果物をたくさん持ってきてくれて、おいしいブドウにご満悦の娘氏。こうして、周囲がさらっと自然にこどものケアをしてくれる風景に、改めて有り難さを噛み締めました。)

追伸:
そうそう、クロスフィールズ初の書籍出版、なかなか好評ですので、どうぞご笑覧くださいませ!

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